愛犬に託された”命のバトン”
静岡県内のとある住宅街に、温かな家族のストーリーがある。
そこは、4匹の愛犬と保護された猫たち、そして生き物をこよなく愛する鹿俣夫妻が暮らす「愛犬ファーストの家」。屋上には開放的な“天空ドッグラン”が広がり、リビングの隣には保護犬・猫のための専用がある。単なる住宅ではなく、命のつながりを形にした“共生の家”だった。
幼い頃から“生き物と暮らす”ことが自然だった奥さん

奥様は幼いころから動物と共に生きてきた。
幼稚園の頃にはすでに動物達との暮らしが日常で、これまでに犬や猫はもちろん、カメ、魚、ヘビ、オオトカゲ、サソリ、昆虫まで――。
「気づいたら家のどこかで何かを飼っていた」と笑う。
現在は犬・猫・爬虫類・奇蟲達と暮らし、そのどれもが“家族”。生き物と共に生きることは、彼女にとって「自然なこと」なのだ。
ペットとの暮らしが夫婦の絆を育てた
一方のご主人は、結婚を機に初めて愛犬・愛猫との暮らしを始めた。
もともとは「猫と一緒に暮らしたい」という思いがあったが、奥様と共に暮らし始めてからは愛犬・愛猫との生活もすぐに“当たり前”のものになったという。
家を建てるきっかけは、“愛犬の心臓”だった
「もともと飼っていた犬の心臓が弱くて、外で他の犬に吠えられるとすごく負担になるんです」そう話す奥様の言葉には、穏やかながらも強い決意がにじむ。愛犬が安心して走れる環境を――その思いから「ドッグランを作ってあげたい」との発想が生まれた。しかし、限られた敷地や近隣環境の中でそれを実現するのは容易ではない。そんな時に出会ったのが、大成ビルドの「ワンニャホー!」だった。
ワンニャホー!を通じで出会った共感の家づくり

「ワンニャホー!」でペットとの暮らしに真剣に向き合う大成ビルドの姿勢を知り、
“ここなら共感してもらえる”と感じたという。
実際に担当となった佐藤さんも大の愛犬家。「ワンちゃんや猫ちゃんが大好きな飼い主さんのためなら、どんな家でも挑戦したい」――その熱意が、鹿俣夫妻の心を動かした。
最初に出したプランは予算オーバーだったが、佐藤さんは諦めなかった。「なんとか叶えたい」と調整を重ね、理想に限りなく近い家づくりが実現したのだ。
打ち合わせは“家”より“我が子”の話で盛り上がる
打ち合わせでは、図面よりも我が子の話題が中心。
「打ち合わせに愛犬を連れて行ってもいいですか?」そんなお願いにも「もちろんOKです!」と笑顔で迎えてくれた。
大成ビルド社内に用意された打ち合わせ室ではワンちゃんが自由に走り回り、空気はいつも和やか。
他社では“予算”や“制約”の話ばかりだったが、大成ビルドでは「いいじゃないですか、その夢」というその一言が、夫妻にとっては何より心強かった。
命をつなぐ“保護活動”への想い
夫妻が保護活動を続ける理由には、深い背景がある。
「自分の体調が悪かった時、先代の犬がそばに寄り添ってくれたんです」その優しさに何度も救われたという。
だからこそ、今度は自分たちが“命の恩返し”をしたい。
「命のバトンをつなぐ」――その想いが、保護活動を続ける原動力になっている。
愛犬と暮らす家の特徴

天空ドッグラン
限られた敷地の中でも、犬が安心して走れるように、外から見えない屋上にドッグランを設置した。夜間の散歩が難しいシニア犬でも、安全に遊べるように。水栓やオーニングも備えた、まさに“自宅の公園”だ。
保護犬・猫ルーム
大きな南東向きの窓を設け、日当たりと見晴らしを確保。窓は通常住宅では使わない飲食店用の大型タイプを採用。「外を見るのが好きな猫たちに、できるだけ自然な景色を見せてあげたい」という思いが込められている。
段差のない家
愛犬たちが歳を重ねても安心して歩けるように、全ての床をフラットに設計。まさに“老犬にもやさしい家”だ。
家づくりを考えている愛犬家へのメッセージ

「家も、動物パートナーとの暮らしも“一生”だから」奥様はそう話す。
「担当の方が我が子のことを理解してくれているかどうかは大事でまずはお互いのペットライフについて話してみること。そこから本当の家づくりが始まると思います。」
今も共に暮らす、あんちゃん(♀)15歳・べべくん(♂)10歳・どんぐりくん(♂)7歳・テディちゃん(♀)半年
静かに流れる時間の中で、彼らは今日も家族の笑顔の真ん中にいる。“命のバトン”は、確かに次の世代へとつながっている。

